アプリを使わずに乗った場合もGOアプリを使えることがある

 タクシー乗り場や流しのタクシーを捕まえて乗車した場合でも、「GO」対応車両であれば、「GO Pay」を利用できる。目的地に到着してからカード決済をしようとすると時間が掛かってしまうが、「GO Pay」なら走行中に決済できるのでお勧め。

 さらに、自分で捕まえて乗った場合でも「GO」アプリで目的地を入力できるケースもある。車を止めてもらって住所をナビに入れたり、きちんと自分で目的地を伝えるという手間がかからないのが便利だ。ただし、乗車後に行き先を入力できるのは、旧MOV車両に搭載されているタブレットのみになる。旧JapanTaxi車両のタブレットは対応していないのが残念だ。

自分でタクシーを捕まえた場合も「GO Pay」払いができる自分でタクシーを捕まえた場合も「GO Pay」払いができる。行き先を入力できる車両もある

 また、「GO」アプリでは、タクシーを呼ぶ際にいろいろと条件を付けられるのをご存じだろうか。例えば、タクシー会社。通常は対応するすべてのタクシー会社の車両を対象に手配をかけるが、自分で会社を選択することもできる。お気に入りの会社を選んでもいいし、迎車料金が安い会社を選んでもいい。

 筆者は乗降が楽なのでスライドドアの車両が好きなのだが、条件を指定して「スライドドア車両」を呼ぶこともできる。しかも、追加料金なしでいいのだ。ただしトヨタのジャパンタクシーを指定したい場合は、プラス150円かかる。

 他にも、「車椅子対応車両」「空気清浄機搭載車両」「GO優良乗務員」なども条件に設定できる。必要に応じて、アプリで設定するだけで、該当車両を手配できるのは便利だ。

タクシーを呼ぶ画面(左)「タクシーを呼ぶ」画面の「条件を確認・変更」をタップする。(右)条件を選択し、「決定する」をタップ。一部条件は追加料金が発生する 拡大画像表示