料金は通常運賃+0~30%程度

「GOプレミアム」車両での移動は非常に快適で、体力の消費を抑えるだけでなく、体力の回復場所にもなりそう。ちなみに、アルファードはリヤシートをフルフラットモードにして寝ることができる。これは可能なのか伺ったところ、シートベルトが着用できないからNGとのこと。考えてみれば、当たり前だった。

 到着したら、支払いはアプリで済んでいるので車を降りるだけ。ドライバーがドアを開けてくれるので、そのまま出ればいい。ドライバーが到着処理を行えば、アプリに通知が届くので、料金を確認したり、ドライバーの評価をしたりしよう。Apple Watchを着けているなら、そちらにも通知が届く。

 料金は迎車料金や手配料金に加えて、プレミアムチャージとして運賃の0~30%が追加される。料率はそのときと場所の需給バランスに応じて変動するとのこと。

タクシーアプリ「GO」スマート使いこなし術、ハイヤーも呼べるように六本木から三田までの短い試乗ではあるが、超快適な移動時間だった
到着後はそのまま降りるだけ。料金を確認し、評価に協力しよう。到着後はそのまま降りるだけ。料金を確認し、評価に協力しよう 拡大画像表示

 大切にしたい相手を乗せる車として、「GOプレミアム」はとてもありがたいサービスだ。アルファードということもあるが、行灯や空車表示がない車両を呼んだ、というスペシャル感がある。飲み会の後の移動や帰宅の際など、6人乗って割り勘にすれば、2台に別れるよりも安く済むのに、格段にゴージャスな乗車体験を楽しめるのもうれしい。

 さすがに普段使いはしないだろうが、いざという時に活躍してくれるサービスだ。ちなみに、もし「GOプレミアム」車両が空いている場合は、通常の「GO」車両としても稼働する予定とのこと。運が良ければ、普通に「GO」で配車したのに、ハイヤー仕様のアルファードが来る可能性もあるのだ。

 なお、12月15日まで、プレミアムチャージが無料になるキャンペーンが行われている。いつも通りの迎車料金と手配料金だけでGOプレミアムが利用できるのだ。東京都渋谷区・千代田区・港区(一部エリア除く)・新宿区(一部エリア除く)・中央区(銀座エリア:昭和通りから首都高の内側)でキャンペーン期間中にタクシーを呼ぼうと思っているなら、「GOプレミアム」を体験してみることをお勧めする。