じつは僕は明確な答えを持ち合わせておりません(あったら僕がやります笑)。

 ただ、ひとつ断言できることがあります。NFTアートには「トレンドがある」ということです。

「NFT元年」と呼ばれる2021年。その、わずか1年の間でも、いろんなトレンドが生まれました(そして消えました…)。ドット絵、お猿さん、女の子、ボクセル(立方体の組み合わせで作るアート)、自撮り写真、アニメ風作品…。

 NFTアートで稼ぐなら、この「トレンド」をとらえる感覚は身につけておきたいところ。「何を」はもちろんですが、「いつ」出すかも、NFT販売において、とても大事な要素なのです。夏にコタツを出したって売れません。

まずは自分で買ってみて、買い手の求めるものを知るのが重要

 NFTを販売するなら「まずは自分で買ってみる」ことは、とても重要な体験です。

「買い手目線」になることで、“どんなモノがウケているのか”を、知ることができます。いざ、初めてNFTを購入しようとすると十中八九、ウンウン迷うことになるでしょう。迷った中から、選んだ1つ。その決め手を言語化してみましょう。

「とにかく可愛いかった」「同じ作品を持っている人と友だちになれそう」「原画がもらえる特典にひかれた」…必ず、決め手があります。ひとり(自分)を動かしたキッカケは、より多くの人の動機になります。今度は「販売する側」として、“買い手の経験”を活かしてください。

コミュニティ(仲間作り)の重要性

 最近では、NFTコレクションの人気や売れ行きを左右する要素として、「コミュニティ」が重要視されています。NFTにおけるコミュニティとは、「ファンクラブ」が近いでしょう。

 人気のNFTプロジェクト/コレクションは、必ずといっていいほど、独自のコミュニティを持っています。活気のあるコミュニティならば、「新作発表→即完売」なんていうのは、よくある光景です。Twitter などSNSで告知する前に、作品は売れてしまうのです。