がんばらなくても200万円の教育費が貯まる方法

岡FP:教育費をラクに貯めるコツがあるのですが、知りたいですか?

みどり:えっ!そんなものがあるなら、早く教えてくださいよ。

岡FP:具体的なケースでお話ししていきますね。たとえば、私立(文系)の大学の費用を準備したいとします。まず、必要な金額を計算していきましょう。文系の私立の場合、初年度117万円+2年生~4年生94万円×3=約399万円。

みどり:約400万円準備すればいいのですね。

岡FP:そうですね。今みどりさんのお子さんが6カ月でしたね。それなら、お子さんが18歳になるまでに約400万円準備することが第1目標でいいですね。

みどり:はい。あと約17年ですね。

岡FP:では、「17年後に400万円貯める」こちらがゴールでよろしいでしょうか?

みどり:はい。子ども1人分で400万円……結構大変ですね。子どもが2人になったら……頭が痛くなってきました。

岡FP:大丈夫ですよ。まずは、児童手当は極力使わずに別の口座に移すようにしてください。

みどり:今も一応分けていますよ。親の口座に入ると気づけば使ってしまいそうで。

岡FP:さすがです。15歳まで児童手当を貯めると合計でいくらになるか知っていますか?実は、合計で約200万円にもなるのです!

みどり:えっ!そんなに!目標の400万円のうち半分の200万円はもう準備できてしまったっていうことですよね。