マツダ「CX-60」FR・3.3L直6ディーゼルマイルドハイブリッド搭載【試乗記】プレミアムSUVらしい堂々とした風格のある分厚いフロントフェイスとロングノーズ&ショートデッキによる力強く動きのある骨格を表現 タフさの中に品格が光るエクステリアといえる 価格:299万2000~626万4500円 Photo by Atsushi Harada

ディーゼル+マイルドハイブリッドの
e-SKYACTIV D

 そういえば、と思い数えてみると、筆者はこれまでの25台の愛車歴のうち、車高の低いクルマが大半だが、直6のFR車を実に10台も所有していた。筆者と同じように、“直6”と“FR”というキーワードに反応して、CX-60のことが気になっている人は大勢いることだろう。

 CX-60についてはこれまでテストコースでプロトタイプをドライブしたり、事前説明の場で実車に触れる機会があった。だが、公道を走るのは初めて。いよいよそのときが訪れた。

 4種類のパワートレーンが揃う計画が明らかにされているが、今回ドライブしたのはディーゼル+マイルドハイブリッドのe-SKYACTIV Dで、グレード名はXD-HYBRIDとなる。