「なぜあなたは英語を話せるようになったの?」

「日本人は無宗教なの?」外国人のよくある質問にプロのガイドはどう答えるか大学留学中に訪れた、ネイティブアメリカンの聖地であるアリゾナ州のセドナ

 日本で外国人と英語を話していると、よく受けるのがこの質問です。訪日外国人からすると、多くの日本人はあまり英語を話せない印象があるようで、「なぜ話せるようになったのか」興味のある方も多いです。

回答例

 私は19歳からカリフォルニアの大学に留学し、社会学を専攻していたので、そこで英語を身につけました。なので、アメリカにいたときは“dude”(カリフォルニア出身のアメリカ人がよくいう“man”のスラング)などその地のスラングを使っていました。笑

解説・補足

 海外での生活や旅行の話をすると、相手との共通点や接点も見つかりやすく、仲よくなるきっかけにもなるので、訪れたことのある国やそこでの経験、学びなどをネタとして用意しておくとよいと思います。特に時間が限られているツアーのなかでは、鉄板ネタなど要所要所で盛り上がる話を入れると、最後まで楽しんでもらえます!

 入国規制の緩和以来、町で外国人を見かける機会も増えてきました。「訪日外国人からよくある質問」で、いざ日本について聞かれたときに困らないように準備を!『今こそ学びたい日本のこと』では、他にも海外から日本に対しての「なぜ?(Why?)」を中心に、日本について解説しています!

【訂正】記事初出時より以下の通り訂正します。
「日本人は無宗教なの?」の「解説・補足」について、転載元の地球の歩き方編集部が訂正を行ったため、それに合わせて訂正します。


そして歴史的にも、明治時代に行われた神仏分離により、国の政策として仏教の信仰は抑制され、同時に天照を最高神とする一神教に近い国家神道が定められ、江戸時代以降、政治的な要因もあり日本の信仰は大きく変わっていきました。→明治時代に入ると、新政府により発布された神仏分離令により廃仏毀釈など仏教を排斥する運動が起こり、神仏習合の時代は幕を閉じました。その背景には、天照大神を祖神とする天皇を中心とした国家神道を樹立したい政府の意図があり、明治時代以降、政治的な要因もあり日本の信仰は大きく変わっていきました。

(2023年2月15日16:13 ダイヤモンド編集部)