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ホッキョクグマは食物連鎖の頂点に位置していますが、子連れの雌グマは雄グマに襲われる危険性が高いので、常に注意しながら行動しています。身体は顔が小さく首が長い流線型スタイルです。水中を泳ぐのに適した姿をしています。潜水も得意で鼻の穴を閉じて潜ることができます。また耳は小さく放熱を抑えているとも考えられています。
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ハンティングの対象だったホッキョクグマ
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ホッキョクグマは1973年までハンティングの対象とされていました。北極圏の町に行けば、さまざまな場所で剥製と出合うことがあります。しかし、現在は絶滅の危機に瀕しており、ホッキョクグマは大切に保護されています。スピッツベルゲン島では、ロングヤービーエンの町から離れるときは銃を携帯しなければなりませんが、ホッキョクグマへの無差別な発砲が許可されているわけではありません。