コラボを可能にするAIと人間の役割分担

 前回の記事(AIをパシリとして使え)は、AIが4割を書いたと紹介した。

 筆者とAIがどうコラボして、いかに文章を書き上げたか、その過程を公開しよう。

[1.ターゲットを定義すべくAIにパシらせる]
 マーケティングで最初に行うことは、ターゲットを明確にすることだ。

ところが、ターゲットを定義し、言語化することは熟練のマーケッターでも難しい。

 その知的作業をAIにパシらせてみた。まずまず明確な回答である。

AIをパシリとして動かすコトバとは?

[2.目的を伝え、記事タイトルのイメージをつける]
 記事タイトルを検討する上で、目的を伝え、3タイプ別9案のタイトル案を出させる。

 AIはパシリとはいえ、なかなか筋がいい答えをもらう。

AIをパシリとして動かすコトバとは?

[3.AIに相談する(前半)]
 着想を得て筆者が考えたタイトル案について、AIに相談してみる。

 若干、玉虫色の感想で少々イラッとする。

AIをパシリとして動かすコトバとは?

[4.AIに相談する(後半)]
 ズバッと用件を伝えると、ズバッと回答が来て、筆者もスッキリ覚悟が決まる。

AIをパシリとして動かすコトバとは?

[5.AIに文章を書かす]
 タイトルと文章構成を伝え、AIに文章を書かす。

 まだまだ粗いが、なかなかどうして悪くない。

AIをパシリとして動かすコトバとは?

 ここまでのやり取りをご覧いただいておわかりだろうが、

・筆者役割:命令を下し、判断する。時に相談を持ちかける
・AI役割:命令に答える。時に相談に乗る

 と役割が棲み分けられているのだ。