AIがパシリ、人間が王様

『最強のコピーライティングバイブル』は、約3000ページの伝説名著を約1/10の270ページに集約した。

 その1冊をAIに丸飲みさせて、パシらせるためには、どんな命令コトバがいいのか、筆者は思案した。

 答えからいうと、以下1枚に集約し「16の型」として「命令コトバ」を体系化している。

AIをパシリとして動かすコトバとは?(出所:CRMダイレクト株式会社)
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 横軸には、命令コトバとしてのプロンプトを3つ、すなわち「背景プロンプト」「制限プロンプト」「指示プロンプト」に区分している。

 縦軸は、コピーを書くプロセスでもあり、書籍の章立てに等しい

「(マーケティング視点で)考える」
「(文章を)書く」
「(コピーで)惹き付ける」
「(全体を)磨く」

 とした。

 実際のコピーを考える際は、縦軸4つのプロセスを踏んで行くが、「拡散」と「収束」を行ったり来たりしながら、マーケッター、コピーライターは膨大な労力をかけている。

 実際、筆者が受講生に教え込んでいる講座では、4つのプロセスを踏むのに最短2ヶ月かけているのが現状だ。

 それをAIにいきなり代替させるというのではなく、AIをパシリとして作業してもらい、人間が王様として判断していく、

 そんなコンセプトで作業分担したところ、大きな進捗を得ることができた。

 以下に具体例を解説しよう。