帝京大学はどんな雰囲気?
帝京大生はおとなしい印象。交通の便の悪さ、遊ぶ場所の少なさなどが原因で高校時代にイメージする華やかな「キャンパスライフ」とはやや差があるかもしれない。ただ、国際交流やロボコンなどで生き生きとした学生がいるのも事実。充実した大学生活を送るには、強い自律心が必要だろう。
春の新歓はサークル勧誘の場。秋の「青舎祭」という学園祭はサークル関係者がちょっと盛り上がるくらい。一般学生には単なる休日。ただ、学生プロレスだけは人気で、レベルも高い。この大学は学生プロレス発祥の地なのである。
八王子キャンパスに通う一人暮らしの学生は、聖蹟桜ヶ丘、多摩センターといった京王線沿線に住むことが多い。板橋キャンパスの場合、十条や板橋本町の周辺に住むのが主流。家賃は5万~7万円台くらい。
国士舘大学はどんな雰囲気?
国士舘大生の硬派イメージが当てはまるのは、今や体育学部生のそれも一部だけ。その他の一般学生はやや内向的だが素朴な人がボリューム層。「今がそこそこ楽しければいいや」というタイプが目につく半面、積極的に学業に取り組む学生も「一定数はいる」という。
首都圏だけでなく、茨城、群馬、福島、新潟などからも多くの学生が集まっている。「救急救命士の合格者数は全国トップクラス! カリキュラムも充実している」(体育学部生)「図書館の資料が充実しているのが自慢。わざわざ国会図書館に行く必要がほとんどないし、そもそも国会図書館にない資料がウチにはあったりする」(文学部生)と勉強したい学生の満足度も高い。