ゴルゴ13のCMでおなじみ
ロボパットDXが1位を獲得
1位となったのは、FCEプロセス&テクノロジーが提供するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション。パソコン業務を自動化できるテクノロジーを指す)ツールの「ロボパットDX」だ。
21年には人気漫画『ゴルゴ13』の主人公が「ロボパットは試したのか?」と迫るコラボCMを放送していたこともあり、製品名を知っているという人も多いだろう。満足度に加え、高い認知度でも得点を伸ばした格好だ。
「事業部門が自分で自動化できるRPA」というコンセプトのもと、直感的な操作性から専門のエンジニアでなくとも簡単にRPAロボットを作成できるのが売りだ。充実したサポート体制も支持を集める理由となっており、導入実績は1000社を突破している。
「ヘルプサイトが追加料金なしで利用可能。サイト内で操作動画やWeb家庭教師が利用でき、メーカー担当者に直接質問できるので、初めてのRPA利用でも全く問題なくロボの作成が可能」(総合卸売・商社・貿易、営業・販売・サービス職)、「専門的な技術や知識がなくてもロボを作れるところが魅力。データの掃き出しや資料作成に追われる時間が毎日あったが、ロボをかませてからは、ロボが作った資料を確認しながら中身をじっくりと見ることが出来るようになった。スケジューラー機能が使える点も大きなメリットだった」(食料品・酒店、営業・販売・サービス職)といった口コミが寄せられている。
昨年のランキングでロボパットDXは4位という好位置に付けていた。その後も高い評価が続き、1年を経てついに首位を獲得した形となった。なお、FCEプロセス&テクノロジーの親会社であるFCEホールディングスは、昨年10月に上場を果たしている。
続いて2位には、チャットボットツールの「ChatPlus」がランクイン。「価格が安いのに多機能でコスパが良いと思う」(病院、その他一般職)など、競合と比べたときの費用の安さや、チャットボットを全く知らないところからでも導入可能なサポート体制、有人、無人チャットの切り替えのスムーズさなど使い勝手の良さが評価された。こちらも前回16位から大幅アップとなった。
さて、今回のランキングで注目ポイントといえるのが、4位にランクインした「Notion」だ。