空き箱をしまうべき
「デッドスペース」とは

 空き箱を「使う」「使うかもしれない」に分けたら、クローゼット内のデッドスペースに収納していきます。デッドスペースには、「しまうと見えなくなる場所」「しまっても見えるが手の届かない場所」の2種類があり、どちらに何を入れるかの組み合わせが大事です。

●デッドスペース1:しまうと見えなくなる場所
L字型、コの字型クローゼットのコーナー部分や、プラスチックチェストの奥です。ここを埋めるように、「使う箱」を詰めていきます。できるだけ「空気を抜く」イメージで、たためる箱は畳み、緩衝材が詰まっていて小さくできない箱は、可能な限り隙間なく並べたり積み重ねたりしましょう。

「使う箱」とは言っても、実際に利用する機会は非常に低いですので、出番が来るまでは日常生活を邪魔しないデッドスペースに逃げていてもらいます。詰めた箇所を忘れないように、ラベルシールやマスキングテープで「お掃除ロボットの箱」「ベビーゲート」などとメモしましょう。

●デッドスペース2:しまっても見えるが手の届きにくい場所
クローゼットなら枕棚かハンガー下の足元、押入れなら天袋を開けてすぐに見えるところです。ここに、「使うかもしれない箱」を、ざっとひとまとめにします。

しまい方のコツは次で詳しく説明しますが、使う見込みは低く、一つ一つを覚えておくのが難しいので、まとまっていることと、チラッと見えていて「あそこにあるな」と存在を感じられることが大切です。