1「宿題は何が出ているんだっけ?」 (対象を思い出させる)

2「どこまでやったら終わったことになるのかな?」 (取り組みの具体化)

3「どれくらいかかりそう?」 (時間と負担感の確認)

 まず何の宿題が出ているのかを問い、やるべき対象を思い出させます。すると、「今日は算数と漢字のプリントが1枚ずつだよ」などと答えてくれるでしょう。「わかんなーい」という答えだったら、宿題をメモする習慣から教えてあげる必要がありますね。

 次に「どこまでやれば終わったことになるか」を確認します。大人はよく「ちゃんとやりなさい」と言いますが、「ちゃんと」というのは実はとても曖昧な言葉なのです。

 プリントを全部埋めればいいのか、丸つけまでするのか、解き直しまでするのか、取り組むべき内容を確認してください。先生から指示がないようなら、「宿題は丸つけまでしようね」「解き直しまでできているといいね」などと家庭で決めておきましょう。

 最後に、それぞれの宿題を終えるのにどのくらいかかりそうか、お子さんの感覚でかまわないので答えてもらいます。たとえば「漢字は一度習った字だからすぐできる。算数は上の5問は計算だから簡単。でも、下の2問は文章題だからちょっと時間がかかるかも」と答えたとしましょう。そうしたら、「じゃあ、漢字と計算5問はすぐにできそうだから任せたよ。文章問題がもし難しかったら、一緒に考えてみよう」と伝えてあげる。そうすれば、具体的に何をどうやればいいか見通しがつきます。

 宿題が終わっている自分をイメージすることで、子どもは「なんとかなりそう」と気持ちに余裕ができるし、親御さんも今日の宿題に目処がついて安心感を得られます。このように手順をイメージさせてあげると、宿題に取り組むハードルがグッと下がります。