(1)テンパると、仕事の品質が下がる
仕事を抱えすぎると、量をこなすことに精一杯になってしまい、慌ててやっつけ仕事になったり、雑になったりします。
大事な仕事に対して十分な時間がとれないと、成果もイマイチに。これはとてももったいないことなのです。
(2)テンパると、ミスをする
これは(1)にも関係しますが、テンパるとミスにつながります。
ミスをすればリカバリーに時間がかかり、謝ったり、やり直したりして自分で自分の仕事を増やしてしまいます。ミスによって上司やお客様の期待に応えられないと、信頼もされなくなります。そして仕事を任せてもらえなくなることもあるでしょう。テンパることで、周囲に迷惑をかけ、自分も損をしてしまうのです。
(3)テンパると、人間関係が悪くなる
テンパるとどうしても視野が狭くなるもの。
被害妄想的な状態になり、自分だけが「忙しい、忙しい」となって、周りが見えなくなるのです。イライラしていたり、せっかちになったりする人もいて、「話しかけないで」オーラを発してしまいます。
余裕のない人には、だれも相談しようとは思いません。もちろん「手伝ってください」と頼むこともしないでしょう。でも、人を助けないと、困ったときに自分が助けてもらえなくなります。つまり、ギブ&テイクの関係が築けなくなるのです。チームワークに貢献できなければ、やがて孤立してしまうことになります。
まずはテンパったら記録する!「テンパリカレンダー」のすすめ
誰だって仕事でテンパりたくないものですが、どうしてもテンパってしまっているという方におすすめなのが「テンパリカレンダー」です。
やり方は簡単。毎日持ち歩いている手帳やGoogleカレンダーなどに、その日のテンパリ度数を「(1)ちょっとテンパった」「(2)テンパった」「(3)かなりテンパった」の3段階でメモします。