慶應義塾大学・理工学部
5つの「学門」(学びの庭への入り口、の意)別の入試制度。1年次は基礎を学び、2年次から11学科に分かれるが、進むことのできる学科は「学門」ごとに決められており、1年次の成績と書類審査で決定する。
各学科で約5名まで「学門を越えた学科配属」(学門越え)が認められる。研究室に入るのは4年次から。約70%が、そのまま大学院に進む。また、3年修了時から飛び級で大学院に進学できるシステムもある。
人気の学科は物理情報工、情報工、システムデザイン工、生命情報。物理情報工学科では光ファイバー研究の第一人者、小池康博教授の研究室はブランド力が高い。システムデザイン工学科では一級建築士の受験資格も得られる。
管理工学科は経営システムなどを扱うIT系の学科だが、慶應では60年以上の伝統がある。毎年、研究成果を発表する「慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL)」が開催され、産官学連携のきっかけにもなっている。