見出しをつけて整理する
さて、このメモと最初のメモとの一番の違いは、見出しをつけて情報を整理しているということです。「この料理を作るため」という大きな目標を用意して、それを使って情報の整理を行なっているのです。
ノートやメモに構造を作るためには、まず「情報を括る」ということが必要です。英単語でも、同じ意味の単語で括ったり、反対の意味の単語で括ったり、同じカテゴリーの単語で整理したりすることが重要なのです。
情報の「質」を揃える
その上で、最初のメモにはいろんな数字が書いてありましたが、その単位が書いてありませんでした。「米1」だけでは、1が何を指しているのかわかりません。数字が書いていないものもありますし、数量が書いていない場合もあります。
これはどういう状態かというと、情報の「質」を揃えられていないということに他なりません。
たとえば単語の勉強をしているときにも、それが動詞なのか形容詞なのか名詞なのかを書いていなかったり、日本史の勉強をしていて年号を書いても、その年号がそのイベントが始まった年なのか、終わった年なのかを書いていなかったりと、情報を整理できていないことが多いです。
「買う商品の後ろに、()を書いて、その中に、単位を書いて数量を書く」というルールを作ることで、しっかりと情報を整理することができるようになるわけですね。
まずは情報をきちんと括り、その上でルールを作って、情報の質を整理していく。このような構造のノートを書くと、頭の中が整理できるようになるわけです。
いかがでしょうか?これはいろんなメモ・ノートで応用できる話だと思うので、ぜひ実践してみてください!