天職とは「自分を活かした生き方」。天職を見つけるコツとは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA
「自分の天職ってなんだろう」、「このままの仕事を続けていていいのか」…そんなふうに思ってしまうことは社会人なら一度はありますよね。天職プロデューサーとして4000人以上のキャリア支援をしてきた松田隆太氏は、自分の天職を見つけるための「3つの軸」があると言います。そこで松田氏の新刊『他人がうらやむような成功をしなくても幸せな「天職」を生きる』(青春出版社)から、天職を見つけるコツについて抜粋紹介します。
本当にやりたいこと、できていますか?
「やりたいことが見つからない」
「働いていて特に不満もないが、もっと自分に合った仕事があるのでは?」
「自分だけにしかできない天職に出合いたい」
「このまま、今と同じ10年後が待っているのかな……」
こういう気持ちを感じたこと、ありませんか?
もっとやりがいがほしいとか、楽しく働きたい! とか、単なる仕事ではなくて、人生そのものを豊かにしたいと思っている方にぜひお伝えしたいのが“天職を見つけるための3つの軸”です。
天職プロデューサーの私のところにはたくさんの悩める方々がいらっしゃいます。
最初はいろいろな思いを抱えていた人も、みんな天職に出合い、自分らしい生き方をしてワクワク楽しく人生を送っています。そういう人たちの笑顔を見るのが私は大好きです。
では早速ですが、質問です。
「天職ってどんな職だと思いますか?」
そもそも「天職」とは何か?
私は、天職とは「自分を活かした生き方」のこととお伝えしています。
たとえば私は、セミナー講師、企業研修講師、起業プロデュース、イベントプロデューサーをしています。
「天職=ある特定の職業」という意味で使われるのが、一般的だと思います。「私の天職は、接客業です」「アクセサリー作りが私の天職なんです」というように。
でも、何かの1つの職業だけを見て、天職とは言えないのです。すべて天職の一部です。職業はなんであれ、「自分を活かした生き方」を体現していれば天職ということになります。
ですから私は、「天職を生きる」という言い方をしています。職業は体現するための「ツール」にすぎません。
生き方としては、この「2つの生き方を両立した」生き方だと思っていただけたらと思います。
(1)楽しく、充実感を持ちながら生きること
(2)仕事で自分が望む成果を出し続けること
世の中ではどちらかに偏ってしまっていることが多いです。楽しく、充実感はあるけれど、生活がままならない……という方もいれば、仕事でバリバリと成果を出しているけれど、心身に支障をきたしていたり、家庭がうまくいっていなかったりということもあります。両方とも大事にしていきましょう。
天職を見つけるための「3つの軸」がある
私が、天職を見つけてみたい! という方にお伝えしている「天職を見つけるための3つの軸」があります。
それは、「ワクワク、素質、能力」の3つです。
この3つの言葉の定義は、人によって違うと思いますが、私はこのように定義をしています。
1 ワクワク
ワクワクは、「やりたいこと、好きなこと、興味関心があること」です。
たとえば、自然に触れたい、本に夢中になれる、人が好き、神社に興味がある、運動するのが楽しい、機械いじりをしていると時間を忘れる、旅が好き、猫とじゃれたい、自己表現をしたい、シンプルさ、美しい世界に心がひかれる、ゼロから1を作るのが好き……などがそうです。無意識に興味や関心を持っているものも含みます。
2 素質
素質は、先天的に持っている「向いているもの、もともと備わっているもの」です。
たとえば、背が高い、笑顔がステキ、ノリがいい、コツコツやれる、人から好かれる、男性である、どこでも楽しめる……などがそうです。
3 能力
能力は、後天的に身につけた「できること、あとから身につけたこと」です。
たとえば、仕事で習得したこと(営業での話し方、企画書を作るなど)、各種資格、関係するスキル(私は介護福祉士なので、介護に関係する対人援助のスキルなど)、培ってきた知識、経験などがそうです。
ただ、自分のことにもかかわらず、この3つの要素に気づいていない人が圧倒的に多いのです。自分のことは自分でなかなか認識していません。ここを「明らかに観る」ことが天職への第一歩です。







