すでにBionicMは中国におけるビジネス展開の拠点として現地に子会社を設立済み。材料の調達や一部の開発などを中国で行うなど、日本・中国双方の強みを活用したいという。

今までは開発面にひたすら注力してきたが、今後は「ビジネス側のイノベーション」にもチャレンジする方針だ。たとえばローンなど金融面のスキームを整えたり、レンタル・リースなどビジネス構造を拡張したりすることができれば、より多くのユーザーが自分の使いたい義足を手にできるチャンスも増える。その点は「いろいろな企業とのパートナーシップも模索しながら、進めていきたい」と孫氏は話す。

「自分たちとしては、モビリティカンパニーとして事業を拡大していきたいと考えています。パワード義足からスタートして、そこで蓄積した技術を活かしながら人間のモビリティを高めるパーソナルデバイスを実現する。そのためにも、まずは来年の実用化に向けてパワード義足の研究開発を加速させていきます」(孫氏)