使う際には、1つのクリアファイルに1種類の「紙モノ」しか入れないのが大原則です。2種類以上の書類を入れるとわからなくなります。値段が高いものではないので、ケチらずに使ってください。

 1種類の書類で30枚ぐらいあり、1つのクリアファイルに入りきらない場合は、内容を見て2~3枚のクリアファイルに分けて入れます。そのうえで、クリアファイルをダブルクリップや目玉クリップ、輪ゴムでまとめます。

(2)透明の保存袋(フリーザーバッグ)
 細かいカードやメモ、通帳などをまとめて入れるのに使います。

 キッチンで食品を冷凍するときなどに使う保存袋でもかまいません。A5サイズぐらいのものが、汎用性が高くおすすめです。中身が見えれば、自宅にあるものでかまいません。

(3)A4の紙が入るファイルボックス・空き箱・缶など
 A4サイズの書類やクリアファイルを入れるのに使います。塩化ビニール系のボックスが主流ですが、案外重たくて使いづらいこともあります。厚手の紙製のボックスのほうが書類ごと処分できて便利なこともありますので、購入するときによく吟味してください。

 ファイルボックスは、今使っているものを活用したり、大きめの空き箱や缶を活用してもOKです。また、棚1段分、引き出し1つ分を仮の収納場所として、「紙モノ」整理を進めていきながら必要に応じて購入するほうが、ムダがありません。

 ポイントは、「枠」に入れて片づけること。空き箱やプラスチックのケースに、種類ごとにモノを放り込むだけで、不思議と整頓されているように見えます。枠に入っているとクリアファイルや透明のフリーザーバッグがまざっていても、散らかって見えることもありません。

「わくわく大作戦」で片づけ上手に変身!

 私はこれを「わくわく大作戦」と呼んでいます。「わくわく大作戦」は、片づけが苦手な人が、とりあえず整理が上手に見える、リバウンドを防ぐのにも効果的な方法です。

 なによりも、ここを探せば必要なものが出てくるという安心感につながります。もし急に体調が悪くなっても、「健康モノ」ボックスの中を探すだけですみますから、探し物のストレスからも解放されるのです。