今生きている人生で「悔いのない生き方」をしている人はどれだけいるでしょうか。しなかったことで後悔するよりも、自分に正直な人生を生きたほうが絶対幸せです。「やりたいこと」をやり始めてからが本当の人生だからです。では、「やりたいこと」を見つけるにはどうすればいいのか? 今すぐ「今すぐ、ふせんを使うこと」です。頭の中で考えたところで見つかりません。「書く」のです。
「面倒くさいな」と感じた方、だから「ふせん」なのです。ノートや手帳、パソコン、スマホのいいとこどりした最強アイテム「ふせん」を使うことで、驚くべき効果が表れます。やることは、「書いて貼って並べ替える」だけ。ふせん特有の5つの特色のおかげで、脳の潜在能力をつかいこなして、人生が180度好転します。
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋して紹介。ふせんを1日1枚書き始めた瞬間から、みるみる自分が変わっていくことに驚きます。自身の変化とふせんのすごさをぜひ堪能してください。

目に見えない思考の言語化が福をもたらす!Photo: Adobe Stock

ふせん発明50周年の2024年は
「家族の思考を見える化」しよう

 強力な接着剤を作るつもりが、弱いけど何度でもくっつく接着剤ができあがり、5年の歳月を経て1974年にふせんのアイデアが生まれて1980年に製品化。ふせんは2024年に発明50周年を迎えました。

 そんな記念すべき2024年に、試してほしいことがあります。それは、ふせんを使って家族全員の頭の中を「見える化」すること。家族全員の思考を見える化すると、家族にも自分にも、いいことが起こり始めます。

 あなたは、自分が心底「やりたいこと」や「人生の目的」を言語化できていますか?
 配偶者や子どもが「本当はどうしたいか」を、ブレずに言語化できていますか?

 言語化できれば、家族の身の回りでいいことがたくさん起こります。お互いに応援し、協力しあえるからです。相互理解が進むと、無駄な衝突や余計な摩擦も激減しますから、一石二鳥です。

 とはいえ、目に見えない思考を言語化することが、1番難しい。ノートや手帳を使いこなせば言語化できますが、言うは易く行うは難し。続かないし時間がかかります。そこで試してほしいのが、ふせんの活用です。

ふせんを使えば、好きなことで稼げるようになる

 日本人はふせんを、目印用や備忘録用のような脇役としてしか扱ってきませんでした。本当にもったいないことだと思います。なぜならふせんは、潜在意識に隠れて目に見えない思考をアウトプットする機能と、文字情報を絵画のように瞬時に理解するインプット機能の両方を備えた主役級の道具だからです。

 1つ目のアウトプット機能ですが、ふせんは潜在意識の検索窓の役割を果たせるので、目に見えない思考をスムーズに言語化してくれます。ふせんだけが持つ特色のおかげです。

 2つ目のインプット機能ですが、ふせんは小さなキャンバスなので、お寺の室内から日本庭園を眺める「額縁効果」が生まれます。これにより、絵画を観るときのように、瞬時に内容を理解できるのです。

 そして、ふせんのアウトプット機能とインプット機能を掛け合わせると、潜在意識を間接的にコントロールできるようになる。ヒトの脳機能の95%前後は潜在意識の領域ですので、潜在意識を制すれば人生を制することができます。

 それでいて、ふせんは安いし感覚的に扱えるので、ハードルがないに等しい。それゆえ、ふせんを使って「やりたいこと」や「人生の目的」を言語化できた人の多くが、給料以外に「稼げるライフワーク」を見つけて、収入を増やしています。「稼げるライフワーク」を土台にして独立した人も数知れません。ふせんを使えば、好きなことで稼げるのです。

ふせんは、子どもにこそ効果てきめん

 効果があるのは大人だけではありません。言語化能力が未発達の子どもでも、夢や目標を言語化できます。子どもは純粋なので、言語化さえできれば自動的に、目標に向かって素直に歩み始めます。どんなに言い聞かせても勉強しなかった子が、自分の意志で勉強し、練習し始めるのです。

 その結果、大人以上にスムーズに成果を出しはじめる。子どもたちが実際にふせんに書いた目標と、その結果得られた成果をひと目見れば、ふせんの威力に合点がいきます。

 2024年は甲辰(きのえたつ)です。陰陽五行説によれば「甲」は草木の成長を表し、どんどん勢いを増すという意味があります。そんな甲辰の追い風を目いっぱいに受け止めるヨットの帆の役割を果たすのが、ふせんなのです。「今年こそは!」と夢の実現手段を探している人、子どものさらなる成長を願っている保護者や祖父母の皆さんにとっては、絶好のタイミング到来です。ふせん発明50周年となる甲辰の2024年から、ふせんを本格的に活用してみてはいかがでしょうか。

(本原稿は、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』著者による書き下ろしです)