「転職を繰り返す人」が失ってしまうキャリアの“重要なチャンス”とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

3年以内の離職は、ますます増えている

 これまで、新卒で入社した会社にはどんなに短くても3年いなければ、転職で不利になるといわれていたものだった。しかし、20代や30代の、意識が高く、仕事に真面目に取り組む人々の間で、1年から2年程度の短期間で転職する人が目立つようになってきている。

 SNSなどで、「A社で1年間●●プロジェクトを経験した後、B社で1年間新規事業の立ち上げに携わり、このたび縁あってC社にジョインすることになりました!」といった書き込みを目にしたことがある読者も多いのではないか。これらの優秀な若者たちは、キャリアアップと自己の成長を追求し、新たな職場へと次々と移動していく。

 ところで、この頻繁なキャリアチェンジは、良い結果につながるのだろうか。