正解



(B)フィッシング詐欺

解説

 問題文は、「フィッシング詐欺」と呼ばれる詐欺であり、被害件数は年々増加しています。実在する企業のものと一見見分けが付かない偽メールや偽ウェブページが作られていたり、手口が巧妙になっているので、特に注意が必要です。

 対策としては、「ウイルス対策ソフトを入れる」「個人情報の入力画面ではURLやセキュリティを確認する」「電子メールやインターネットサイトを鵜呑みにしない」といったことを心がけましょう。

 なお、「ワンクリック詐欺」は、インターネットサイト上で、ゲーム・動画・アダルトサイト等、閲覧者の興味を引く表示でクリックを誘導し、サービスへの入会などと誤認させ、利用者に心理的な不安を与えることにより、料金の支払を要求するものなどをいいます。


「ワンクリック詐欺」と「フィッシング詐欺」の違い、わかりますか?

学習指導要領の改訂により、2022年4月から高校教育における金融経済教育の内容が拡充されました。また、2022年4月の成年年齢の引下げに伴い、資産形成だけでなく、契約や金融トラブルに関する教育の必要性がより一層求められています。しかしながら、金融経済教育についてインプット型のセミナーは増加しているものの、知識や理解のアウトプットを測定する機会は少ないのが現状です。そこで体系的かつ実用的な金融知識と適切な判断力の向上を企図し、一般社団法人金融財政事情研究会はこのほど、高校生、大学生、新社会人などを対象とした金融リテラシー検定を創設します。

※パソコンやスマートフォン、タブレット等で、いつでもどこでも受験できる試験です。対象者は、高校生、大学生、新社会人などで受験資格は特にありません。