どのライフステージに重きを置くか決めることも大事
加えて、家を考える際に忘れてはいけないのが、「住居に直結するライフスタイルの重きをどこに置くのか」という点です。多くの場合、ライフスタイルの変化は以下の6つに絞られます。
・結婚
・子どもが生まれて家族が増える
・子どもが独立する
・親の介護
・転勤
・離婚
この、ライフスタイルの変化のなかでも多くの方が比重を置くのが、子どもの出産かと思います。子どもが生まれたら、誰しも子どもの住環境を最優先に考えるでしょう。私も同意見です。そのときに賃貸と同じ金額でより広い戸建てやより安心できるマンションに住めるのであれば、その変化はポジティブなものなのではないでしょうか。
ライフプランの変化に強いことも大事ですが、ライフステージのどこに重きを置くのかも同じように重要です。変化ばかりを恐れて、今の人生を犠牲にしてしまっては意味がないですから、変化を考えるときは「どのタイミングに重きを置くか」も同時に考えましょう。
本記事の内容的に資産性に関する話が多くなりましたが、「家族のために住みやすい家を買う」というのは紛れもない住宅購入の本質です。大事なのはそういった「居住性」や「資産性」とのバランスを皆さんなりに見つけることです。
タワマンはいい、戸建ては悪いなんてことはありませんし、その逆も然りです。大事なことは世の中にある豊富な選択肢のなかから皆さんにあった家を見つけ出すことでしょう。