「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【認知症!? チェック】1・5・10・100・1000 制限時間は2秒! 仲間ハズレは?Photo: Adobe Stock

頭の体操で脳を働かせよう

 突然ですが、問題です! 仲間外れな数字はどれでしょうか? 理由も合わせて、考えてみてください。制限時間は、2秒です。

1・5・10・100・1000

 皆さん、いくつか答えを思いつきましたか?

 6年後の2030年には、認知症患者と認知症予備軍を含めると、1100万人を超えるという発表がありました。この人数は65歳以上の人数の30%を優に超える数字です(*1)。65歳以上の3人に1人が、認知症、もしくは認知症予備軍。あなたは、大丈夫でしょうか?

 認知症とは、脳の働きがどんどん低下します。新しい物事を覚えられなくなるだけでなく、判断力や理解力まで低下してしまいます。認知症の原因は、まだ判明されていませんが、ものごとを考えなくなると、脳が使われる機会が減り、認知症を発症しやすくなります。普段、あなたは脳を使えていますか?

 さて、先ほどの問題の答えは出ましたか?答えをご紹介しますね。

【解答1】仲間外れは5。理由は、その他は「1」が付いているから。

【解答2】仲間外れは1000。理由は、1000円だけ紙幣通貨、その他は硬貨。

 これ以外の答えを思いついた場合でも、構いません。大切なことは、答えは何なのか?と、脳を使うことです。

 では、もう1段階レベルアップ。先ほど出した答えの考え方で、6つ目の仲間の選択肢をご自身で考えてみましょう。これも、制限時間は2秒です。

 2秒以上かかった場合は、脳が使えていない証拠かも。認知症予備軍への道へまっしぐら! なんてことがないよう、毎日の生活の中で、脳を使うように工夫しましょう。ちなみに、6つ目の選択肢は「500」(500円硬貨)、「10000」(1万円)など、定番ですね。

 例えば、車のナンバープレートの数字を使って、10になるような計算式を作ってみるなども、面白いですね。もしくは、散歩しながら、「い」から始まる言葉、「さん」で終わる言葉などを、いくつ思いつくか、というのもオススメです。これらの頭の体操は、ゆっくりと時間をかけて行うと、効果が半減してしまいます。上述した問題のように、制限時間を決めて取り組むことで、脳がその時間内に終わらせようと、必死に働きます。ぜひ、制限時間を決めて取り組んでくださいね。

『1分間瞬読ドリル』も、脳トレにオススメです。先ほどの問題も、1分間瞬読ドリルに掲載されている問題です。毎日たった1分で、記憶力、判断力、思考力、発想力、読解力、集中力を鍛えることができます。ゲーム感覚で、脳活してくださいね。

*1 認知症患者、2030年に推計523万人 8年で80万人増

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。