★フジテレビ「ノンストップ!」に著者・親野智可等出演で話題!★
子どもが少し大きくなっても、親の悩みや不安は尽きません。今日もイヤな叱り方をしてしまったと、落ち込むことも……。きれいごとでは進まない子育てでうまく立ち回るために、23年間の小学校教師経験を含む40年超の実績のある教育評論家・親力アドバイザーの親野智可等:著『ずるい子育て』(ダイヤモンド社)に頼ってみませんか。本連載では、多種多様な子どもたちとその保護者に向き合って生まれた「親がラク&子どもが伸びる」一石二鳥のテクニックを紹介していきます。

【「ノンストップ!」で話題】子どものしつけ、結局いちばん早いのは?イラスト:うのき

しつけの早道は、愛されている自信から来る素直な気持ち

私が教師をしていたとき、マナーやお行儀が悪い子はたくさんいました。ですが、1学期から2学期になり、私との間にいい人間関係ができてくると、「お箸は箸箱に入れようね」と言えば、素直に「うん!」と聞いてくれるようになりました。ことさら厳しく注意しなくても、信頼感が生まれれば、子どもは聞いてくれました。

しかし、なかには仲よくなるのに時間がかかる子がいました。そういった子は、家で日常的に叱られているなど、大人に対して不信感をもつ子でした。

愛されている自信が、他者への信頼感につながる

しつけをしたかったら、叱る前に親子関係をよくするのが早道です。「自分はこの人に大切にされている」と思えれば、素直な気持ちで受け入れてくれます。

※本稿は『ずるい子育て』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。