このところ体を動かす機会がメッキリ減ってしまった……気がつけば、肩はゴリゴリ背中はバキバキ股関節はコチコチに。そこで参考にしたいのが『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)、『金スマ』(TBS系)、『体が硬い人のための柔軟講座』(NHK)などで話題のフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏の著書『いつでも、どこでも、1回20秒で硬い体が超ラクになる! スキマ★ストレッチ(ダイヤモンド社)だ。
本書は、ちょっとした「スキマ時間」で、いつでも、どこでもできる“気持ちい~いストレッチ法”を、マンガでわかりやすく指南。「これならできそう」「続けられそう」と思えて、何歳からでも体がやわらかくなる秘訣を明かした1冊だ。本稿では、本書より一部を抜粋・編集し、運動指導のトッププロが教える医学的にも正しいストレッチで、「体が硬い」を解消して、柔軟性をとり戻す方法を紹介する。
監修:田畑クリニック院長 田畑尚吾 医師 イラスト:百田ちな子

【マンガ】体が硬い人は絶対やってみて! ちょっとした段差のつまずきを予防「20秒のすねほぐし」Photo: Adobe Stock

ソファでできる
すねのストレッチ

【マンガ】体が硬い人は絶対やってみて! ちょっとした段差のつまずきを予防「20秒のすねほぐし」
【マンガ】体が硬い人は絶対やってみて! ちょっとした段差のつまずきを予防「20秒のすねほぐし」

転倒のアクシデントに
くれぐれも気をつけて!

高齢になればなるほど、「転倒」というのは致命傷になりかねません。

転倒そのものも危険なのですが、転倒して大腿骨(太ももの骨)を骨折したりすると、歩行困難になります。

それがきっかけとなって寝たきりになったり、外出するのが億劫になったりして、認知機能の衰えを誘発することもあるのです。

とてもシンプルな方法で
すねの柔軟性を高めよう!

転倒を未然に防止するには、すねの筋肉(前脛骨筋)のストレッチが効果的です。

すねの筋肉がかたくなることによって、つま先が上がりづらくなり、僅かな段差にもつまずいてしまうことが多いからです。

紹介したストレッチは、自宅のソファで簡単にできるので、ふと思いついたときにでも、コツコツとやってみてください!

※本稿は、『いつでも、どこでも、1回20秒で硬い体が超ラクになる! スキマ★ストレッチより一部を抜粋・編集