やっと出合えた噴泉塔!
湯に浸かってみたいが…

■じらされた末にようやく対面!

古い間欠泉が牧草地にポツンと立っていました古い間欠泉が牧草地にポツンと立っていました

 やがて噴出が止まった古い間欠泉や、今まさに発育中のミニ間欠泉が見え、周囲が地熱地帯なのを実感します。

茂みの中のミニ間欠泉。やがて巨大化するのでしょうか茂みの中のミニ間欠泉。やがて巨大化するのでしょうか

 出発から2時間近く炎天下を歩かされたあとで、ようやく噴泉塔を間近で見られます。台座も入れた高さは3m前後。思ったよりは小さかったのですが、抜群の造形です。眺める角度によって噴泉塔の形はがらりと変わります。木道や展望台が設けられていますが、一歩踏み外せば熱水が流れていてヤケドをしかねません。

間近で眺める噴泉塔はまさに圧巻。噴出口は赤く染まっています間近で眺める噴泉塔はまさに圧巻。噴出口は赤く染まっています

 噴泉塔の湯が溜まった池があるので、浸かってみたいところですが、「万一ケガをした際の責任が取れないので、入浴は許可していない」とのこと。ひそかに水着も持ってきたのに残念です……。池に突き出した木道から腕を突き出して、湯に触るのが精いっぱいでした。

 少し青みがかった透明な湯は、意外に癖のない泉質です。温泉バカとしては、「姿勢を崩して、うっかり池に落ちたら、入浴成功だな」という思いが一瞬よぎりますが、やってはいけません。なお、あまりにも熱心に尋ねたからか、「バーニングマン組織にボランティアスタッフとして参加すれば、入浴できる」という情報を教えてもらいました。

木製の展望台と噴泉塔との関係。見る角度によって噴泉塔の印象は変化します
噴泉塔の湯が溜まったプール。できれば入浴したかったです
木製の展望台と噴泉塔との関係。見る角度によって噴泉塔の印象は変化します
噴泉塔の湯が溜まったプール。できれば入浴したかったです噴泉塔の湯が溜まったプール。できれば入浴したかったです