7月 地球温暖化の影響からか近年危険な猛暑が続いている。健康には十分気を付けながら、毎年成果が上がらない8月を見据えた営業活動を行う。

8月 実働が少なく残暑厳しいが、不動産が大きく動く9月と、第2クォーターの決算に向けた動きを取る。

9月 3月に次いで不動産が大きく動く月。不動産を動かしたい取引先の想いを先回りする営業で、これまでに遅れが出ている営業はしっかりと取り返す。

10月 第3クォーターのスタート月。住宅業界では住(10)月間とされており、住宅各社様々な仕掛けをしてくる時期。この流れに乗り遅れない。

11月 動きの落ちる年末を控えて年内の仕事の仕上げを見据えた計画的な活動を行い、万全の年末を迎える。

12月 実働日数が少ないが本年1年の総まとめ。忘年会や年末挨拶など、顧客との接点には事欠かない月。短期の成果と中長期の関係先の構築を見据えて動く。

1月 年明けに決意新たにスタートし、しっかり成果を残す月。最初から躓かないように、スタートダッシュする重要な月。

2月 2月8月は「ニッパチの法則」とも言われ、住宅不動産業界に限らず売上があがらない月とされている。同じように動いていては成果上がらない。3月末に引き渡しをする物件の商談のピークは2月。この月の動きが決算を左右する。

3月 言わずと知れた決算月。今年度のゴール。圧倒的な成果を仕上げする重要な月。遅れを取り戻す最後の月。

 業界は異なれど、今月頑張らなければならない理由は必ず見つかるはずです。メンバーが納得する理由を探してみてください。

 今月頑張らなければならない理由を見つけながら、時には全社員に大きなテーマを与えることも大切です。今月が勝負だと思えば全員成約月間といって、営業社員全員が必ず一件以上の成約を目指し、成約率100%を目標とすることや、過去最高月間と称し過去に自分が出来た最高の成果を超えることを目標にします。

 また、「過去最高月間」は本当に自分のベストを出し切った過去に挑戦することを意味しますので、中途半端な過去ではありません。過去最高は契約の結果だけでなく、訪問でも情報取得でも構いません。自分がこの成果は当時実力を出し切った最高の自分に挑戦する月を目標に掲げるのです。

 そうして掲げた大きな目標をリーダーと共に達成可能な小さな目標に落とし込み、チームの力で目標を達成するのです。