レストランなどで食事をおごってくれた人への「ごちそうさま」は、次のように言うといいでしょう。

◆Thank you for lunch. Next time it’s my treat!
 (ごちそうしてくれてありがとう。今度は私がおごります!)

退社するときの同僚への
「お疲れさま」をどう言うのか

 挨拶やねぎらいの意味でよく用いられる「お疲れさま」ですが、シチュエーションによって表現を変える必要があります。

 仕事の打ち上げで、数人で飲食を楽しんだあと、ぞろぞろと店の外に出ます。「じゃあ、これで」「お疲れさま」などの挨拶がよく交わされます。では、この「お疲れさま」をどう言いあらわしたらいいのでしょうか。

◆Good night.(おやすみ)

◆Take care.(気をつけてね)

 おそらくネイティブはこのように言うことでしょう。

 次は、職場での「お疲れさま」を考えてみましょう。ねぎらいの気持ちを込めた「お疲れさま」は、

◆Thank you for your hard work today.
 (きょうはご苦労さま)

◆You did a great job.
 (がんばってくれたね) *great job「素晴らしい仕事ぶり」

◆That was a tough day.
 (きょうはキツかったね)

 などが適切でしょう。

 残業をしている同僚に、上司が、

◆Thanks for staying late tonight.
 (遅くまでご苦労さま)

 と声をかけて、いたわることもあります。

 帰宅するときの「お疲れさま」や「お先に失礼します」は、次のようなやりとりが想定されます。

◆A:See you tomorrow.
 (また、明日/お疲れさま)
 B:Bye.
 (お疲れ)

◆A:Good night.
 (おやすみ/お先に失礼)
 B:See you.(お疲れ)

 また、それが金曜日であるなら、

◆A:Have a nice weekend.
 (よい週末を/お疲れ)
 B:See you next week.
 (また来週/お疲れさま)

 と言います。

 また、仕事から帰ったパートナーには次のように声をかけます。

◆How was work?
 (きょうはどうだった?)

 これが「お疲れさま」にあたる表現と言えましょう。