収納用品を買ったり、物を捨てたりするのは後!
「仕組み化のフロー」は家全体のゾーニングから
連載第1回では、「小さな規模の仕組化」をお伝えしました。仕組み化の快適さを実感された人は、次にもっと大々的に仕組み化を見直してみたくなるかと思います。
ここで、なんとなく収納用品を購入したり、なんとなく物を捨てたりするのはNGです。先に、「家の中全体のゾーニング」をすることで仕組み化を始めましょう。整理収納に取り掛かるのは「ゾーニングの後」がセオリーです。
片付かない家は、作り付けの収納や置き家具になんとなく物を入れていて、似たような物が色んな場所に点在しがちです。そうなると探し物が多くなり、日々の効率が悪くなってしまいます。
だからこそ、家の中の各部屋や収納をどう使うか?そこに何があると便利か?を考える「収納のゾーニング」が必須なのです(下図参照)。
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上の図は、「ゾーニングピラミッド(R)」というもので、家全体の大きな空間から最適な定位置をピンポイントに絞り込んでいくフローを表しています。私が代表理事を務める一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所の親・子の片づけインストラクター2級認定講座の中でも詳しくお伝えしています。