見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集Photo:gremlin/gettyimages

電気自動車(EV)大手の米テスラや中国BYDのEV販売が失速。欧州系自動車メーカーもこぞってEV計画を先送りさせています。ここにきて、世界のEVシフトに待ったがかかっている状況です。しかし、その一方で、EVの基幹デバイスである「車載バッテリー」の投資競争はむしろ過熱しています。自動車メーカーによる電池メーカーの囲い込みが激化し、主要国の政府は経済安全保障の確保をスローガンに巨額の補助金を投下しているのです。特集『EV失速でどうなる? 電池覇権』では、車載バッテリーの最新勢力図を描くとともに、国内電池メーカーの課題と“勝ち筋“を炙り出しました。人気特集を振り返る『見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集』では、そのうち3本の記事を紹介します。(ダイヤモンド編集部・情報は記事公開時点のもの)

EV失速で世界王者・中国CATLに異状あり!車載電池市場「グローバル最新序列」が激変

EV失速でどうなる? 電池覇権#2

 車載バッテリーは日本・中国・韓国メーカーの寡占市場になっており、その中でも中国CATLは絶対王者の地位を不動のものとしてきた。だがここにきて、一時的なEV失速が直撃。盤石な体制が揺らぎつつあるという。特集『EV失速でどうなる?電池覇権』の#2では、車載バッテリーの納入先である自動車メーカーとの関係性に着目しながら、車載電池メーカーの「グローバル最新序列」を公開する。 >>記事を読む

車載電池「日本復権」への道、資源調達から人材までの課題と処方箋を業界団体幹部が直言!

EV失速でどうなる? 電池覇権#4

 半導体に続く“重要物資”となった車載バッテリー業界。電池メーカーだけではなく部素材や製造装置の分野でも日本企業がプレゼンスを発揮している。ところが、EV市場の伸び悩みや地政学リスクにより、電池サプライチェーン全体に動揺が広がっている。特集『EV失速でどうなる?電池覇権』の#4では、200社を超える電池関連企業を束ねる電池サプライチェーン協議会(BASC)の森島龍太業務執行理事(トヨタ自動車出身)に、日本の電池業界“復権”の課題を語ってもらった。 >>記事を読む

中国企業が優勢の電池業界は「再編」不可避!サプライチェーン「日本の4大課題」を徹底解説

EV失速でどうなる? 電池覇権#5

 CATLやBYDなど、中国勢が幅を利かせている電池業界。実は、地政学リスクを抱えているのは、電池メーカーだけではない。中流や上流も含め、サプライチェーン全体が危機にひんしているのだ。特集『EV失速でどうなる?電池覇権』の#5では、資源調達から電池製造に至るまでの電池サプライチェーンを徹底解剖し、サプライチェーンの随所で活躍する日本企業を大公開する。日本勢復権のために突破すべき「四つの重大課題」とは。 >>記事を読む

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