約8割が200円以下を希望
50・60代は「100円まで」が最多
もし再配達が有料化した場合、1回あたりの利用負担額について聞いたところ、「100円まで」が最も多く61.3%、「200円まで」が17.9%となり、約8割が200円以下を希望していた。年代・性別ごとに見ると、男女とも50・60代は「100円まで」の回答が多く、男性20代は3割が「200円まで」と回答した。
再配達を依頼する際に、配達員にコスト負担がかかっていることを意識しているかを聞いたところ、「はい」と回答したのは78.4%となり、8割弱は意識しているものの、21.6%は「いいえ」と回答。年代別で見ると、男女とも20代は「はい」の回答数が低い結果だった。
再配達にかかる
コスト認識がない人も
時間指定サービスや置き配などの宅配サービスを利用している人ほど配達員のコスト負担を意識していると回答する割合が高い結果となり、さまざまな宅配サービスを周知することが、利用者にとってのメリットだけではなく、配達員の負担軽減にもつながることがうかがえた。
なお、再配達を複数回行った場合でも、配達員に入る収入が変わらないことを知っていたかを聞いたところ、「はい」と回答した人は58.1%だった。
宅配サービス
確実に受け取っている人は67%
宅配サービスの利用時に意識していることについて聞いたところ、「いつも確実に受け取るよう意識し、受け取ることができている」と回答した人はわずか35.3%。また、「確実に受け取るため各種サービスを活用し、受け取ることができている」は31.8%となり、確実に受け取っている人は合わせて67.1%だった。
「物流の2024年問題」という言葉について聞いたところ、「聞いたことがあり、内容についてもよく理解している」と回答した人は約2割(21.7%)。また、「聞いたことがあり、内容についてもある程度理解している」は35.6%となり、理解している人は合わせて57.3%と全体の6割に満たない。年代別で見ると、男性の50・60代で「理解している」と回答した人が多かった。
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