2024年で7年。新卒で入ったメンバーが、本当に活躍してくれています。会社の文化や雰囲気みたいなものも若返りつつあるし、採用力も、新卒メンバーによってかなり引き上げられました。今のところ、新卒採用を続けてよかったなと感じています。
同じ営業車を2日連続で洗車
これは無駄なこと?
前職の仲間であったKが木村石鹸に入社して2週間。彼がこんなシーンに遭遇したそうです。
営業車のプリウスを洗車している営業Aの姿を見かけて、彼は声をかけました。
K「なにしてるんですか?」
A「汚くなっているので洗車を」
K「誰かから指示されて?」
A「いや、自分がよく使うので自主的に」
そんなやりとりがあって、Kは「ほー、自主的に営業車の洗車も自分たちでやっているんだ、すごいなぁ」と思ったそうです。
翌日、今度は別の営業Bが、昨日Aが洗車していたのと同じプリウスを洗車していました。
K「あれ、プリウスは昨日、Aさんが洗車してましたよ」
B「え、まじで?」
Bは、Aが洗車したばかりと知らず「GWの連休前だし」という気持ちもあって、洗車していたそう。
この一件を聞いて、「昨日洗車したばかりの車なんだから、見たらキレイだってわかるんじゃないか」と思う人もいるでしょう。しかしこのプリウス、走行距離は20万キロを超えていて、車体もかなり年季が入っている。洗車したばかりでも、くたびれた感じは抜けないのです。
同じ車を2人の営業が2日連続で洗車する。これは無駄なことでしょうか?
Bがやったことは意味のない無駄な行為なのでしょうか?Aは洗車したことを他のスタッフと共有しておくべきだったのでしょうか?こんなことが起きないように、洗車についての担当やルールを社内で決めておくべきだったのでしょうか?
僕はこういう「無駄」は許容すべきだと思っています。
ルールを設けると
ルールで判断する癖がつく
もし無駄をなくすべきと、情報共有のルールや洗車についての手続きを加えたら、自主的に洗車する気持ちは損なわれてしまうかもしれません。