図表2:源泉徴収票の見方同書より転載
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支出を“見える化”するだけで
お金の使い方が変わる

Q 家計簿をつけてみるものの、続いたためしがありません

 レシートをためこまずすぐに記録を。まずは1ヵ月を目標にチャレンジ!

 三日坊主を防ぐには、当日か翌日に記録する習慣をつけること。1ヵ月続けば達成感が得られ、翌月もつける意欲がわく。

Q 細かいことは苦手。最低限つけるべき項目を教えて!

 すべての項目を記録しなくても、下の4項目だけでもOK。必要に応じて、教育費、服飾費、医療費などを追加。細分化し過ぎると手間がかかるので、4~7項目程度にする。

これだけでもOK!
・食費  食事にかかる費用すべて。菓子なども含む。
・生活費 石けん、シャンプー、洗剤などの日用品。
・固定費 光熱費、水道代、通信費、年金、保険料など。
・特別費 予定外のレジャー費、冠婚葬祭費など。

 そもそも「お金が何にいくらかかっているのかわからない」という人は、大まかでもいいので、支出を把握するために、家計簿をつけることをおすすめします。