SNSの誹謗中傷で「メンタルをやられる人」と「やられない人」のたった1つの違い誹謗中傷される理由、それは一言で言えば…(写真はイメージです) Photo:PIXTA

SNSは様々な人とつながることができる半面、誹謗中傷などで心を痛める人も多い。そこで、今回は藤沢あゆみさんの新刊『自分のすべてにOKを出せば、人生はこんなに変えられる』(青春出版社刊)から、誹謗中傷から自分を守るメンタルの作り方について、抜粋して紹介します。

見た目が理由で、通りすがりの人にも指をさされて…

 ある日、Xのトレンドキーワードに、アーティストの名前が上がっている。

 クリックすると、所属事務所からのお知らせが投稿されていました。

 アーティストは、誹謗中傷を苦にして、命を絶ってしまったと。

 私は発信することでビジネスもうまくいくコンサルティングを提供していたのですが、そのなかで発信のアドバイスをしていると、「人に何か言われるのがこわくて発信できない」という人がいます。

 誹謗中傷を受けることで、命を絶ってしまう人がいます。

 逆に、誹謗中傷だと思っていなかったことが思った以上に刺さってしまい、炎上してしまう事例も枚挙にいとまがありません。

 誹謗中傷について、わたしはどう考えるのか。

 わたしは、生まれながらにして見た目の症状を持って生まれ、通りすがりに指をさされるというのが人生のスタートでした。そのため、誰かもわからない人に中傷されるのは、そんなにこたえません。

 また作家なので、自分の本のレビューが最低評価の1をもらうこともありますし、これまでの活動の中で、人とぶつかり合う経験をして、耐性をつけてきたので、誹謗中傷されることには強いかもしれません。