そもそもマイナスに関わると、マイナスに引きずり込まれます。
わたしなら、誹謗中傷は放っておきます。誹謗中傷する人にOKを出します。このOKとは、正しいとか認めるという意味ではなく、それくらい下がっている人には近づかない、その人の事情なので関わらない。マイナスをもらいたくないから。
その代わり何をするかといえば、プラスの発信をどんどんやって、自分のOKを大きくします。これは誹謗中傷している人に対してではなく、換気をするように自分の発信をOKにするということです。それは人からもらったNGに毒されないように、自分で自分にOKしまくって空気を浄化するのです。
そうしたら、漂っていたマイナスの気が小さくなります。
誹謗中傷している人は、自分がマイナスなので人のことをマイナスに引き込もうとしています。そこで、プラスを出しまくると居心地が悪くなって離れていきます。
ここで大切なのは、言葉の内容の一つひとつではなく、エネルギーの大きさを意識することです。
誹謗中傷をしてくる人は自分にNGを出しているので、他人にNGを出して人を下げようとしている。自分にNGを出している人にNGを出すと、相手はさらにNGを出してマイナスの応酬になり、マイナスに引き込まれます。
炎上にはパターンがある。これを知れば怖くない
さて、ここでさらに残念なことに、誹謗中傷をする人には、罪悪感ゼロの人もたくさんいます。
世間でよくある炎上をイメージしてみてください。
始まりは自分にNGを出している誰かの強い思いから始まった誹謗中傷が、ただ炎上に薪をくべるだけの愉快犯的な人もいるのです。実はSNS時代はこのパターンのほうが多いかもしれません。
もちろん、炎上に薪をくべる人の深層心理を見れば、どこか満たされていなくて自分にNGを出しているでしょう。自分が満たされていたら、誹謗中傷についやす時間も気持ちも無駄なので炎上には参加しません。ただ、明確なのは誹謗中傷をしてくる元の人に比べて、薪をくべる人の動機はもっと軽いということです。