誹謗中傷されたら、人生を終わらせられるくらいダメージを受けるかもしれませんが、冷静に状況を判断してください。

 本気で、誹謗中傷してくる人と、炎上に加担している人を見極めてくださいね。

自分にOKを出しまくる。たったこれだけのすごい効果

 では、まとめましょう。

 誹謗中傷したくなる相手の状況にOKを出して、傷つけられた自分に、自分でOKを出して自分のまわりをOKで満たす。

 誹謗中傷してくる人は張り合いをなくし、自分から離れていき、NGを出せそうな対象を探しに行く。

 簡単に言えば誹謗中傷する人は相手にせず、自分にOKを出しまくる、です。

 少なくとも、わたしだから傷つけられたなどと思う必要はありません。下げられるなら誰でもいいんです。もしもそれが、あなたにとってプラスになる忠告や助言であれば、あなたはそれを、誹謗中傷とは感じないはずです。

 自分でダイエットしようと思うだけだと挫けていたのが、たとえば、好きな服を着てインスタにアップしたらデブだと書き込まれて、よし、もっとスタイルよくなろう! とモチベーションが上がったら、誹謗中傷をプラスにできていますよね。

 誹謗中傷の中にも、自分を成長させてくれる気づきがあれば、それはどんな言い方であっても、OKをもらったと思って役立てましょう。

 誹謗中傷に傷つきやすい人は、もともと他人に対してOKを出している優しい人です。だからこそ、堪えるのです。

 わたしが誹謗中傷をフラットに捉えられるのは、2000年代からネットのコメント欄などで反対意見を書かれたり、他人に否定される経験を積んで、少しずつ耐性をつけていったからです。

 優しいあなたは、無理をしないで。

 どうしてもゆるせないと思ったら感情を入れずに、開示請求など必要な手続きをして次にいきましょう。嫌なことは嫌だと言えることは、勇気がいることであり、それをできた自分にOKを出して、次に進みましょうね。