1位はみずほ銀行
目立つ働き方への不満
24年1～12月に投稿数が最も多かったのはみずほ銀行で、投稿件数は31件だった。
また、みずほ証券を含めれば、投稿件数は合計40件となり、2位以下を大きく引き離す結果となった。
働き方に関する不満投稿が目立った。
「業務量がとてつもなく多いので、働いているのに非実働時間にしている実態がある。上司も口では残業を減らそうと言うが、何もしない」
「人材が減り、ますます厳しい働き方が求められている。人によって業務の偏りが激しく、仕事が出来る人に業務が集中。優秀な人ほど離職していく」
「プライベートの時間を確保するのがかなり厳しい」
「平日は家と職場の往復で終わる。午後8時で会社の電気が消えることになっているが、暗闇の中で黙々と仕事をする光景が当たり前になっている」
「管理職になっても正直魅力は感じない。上の役職ほど、深夜や土日にメールが飛び交っている印象」
「営業は残業も多く、子育てとの両立は不可能」
業務の非効率さに関する投稿も多かった。
「想像以上に煩雑かつ無駄な事務作業・手続きが多く残っており、自身がやりたい業務に挑戦する時間が奪われてしまう」
「法人営業として入社したが、事務がとてつもなく多く、自身のやりたいことができない」
「長時間残業が常態化しており、生産性が低い」
「システム開発が他行と比較して相当遅れている。事務において手作業での打鍵、確認業務がとても多く、それによって事務ミスが絶えない状況」
また、社員の「質」に関する不満投稿も目立った。
「こんな大きな企業なのに社員の質が低いことに驚いた」
「昔かたぎの会社。特に役職がついている世代の中には、平気で部下を詰めたり、精神的に追い込む人もいる」
「自分第一の保守的な人が多い」
「顧客第一の提案をしない。保守的。自分たちの利益を最優先。何も言わない文化」
「言うべきことを言わない。愛社精神が低い。社員の能力差が激しい。有能な社員から退職していく」
その他、以下のような投稿もあった。
「手当は全般的に縮小傾向。どの手当も金額が少なく現状の物価や実態に見合っていない」
「部下とコミュニケーションを取ろうとすると、ハラスメントに関して人事や総務からの横やりが時々入る。そのため、コミュニケーションがかなり減ってしまった」
「ジョブ型の人事制度により、年配者や問題のある社員を役割の低い仕事にさせ、給与を下げやすくした」
