近年、健康や美容に気を使う人が増え、特に植物性食品が注目されています。豆乳は、低カロリー・高たんぱく質でありながらコレステロールゼロのため、ダイエットや健康管理に適していると再評価されました。
また、味が以前より向上したことも重要なポイントです。昔の豆乳は「青臭い」「飲みにくい」と感じる人が多かったのですが、技術の進歩で飲みやすい味になり、バニラやコーヒー、紅茶などのフレーバー付き豆乳も登場しました。
サウナ施設とのコラボで
豆乳のリラックス効果を周知
2024年、日本豆乳協会は10月を「豆乳月間」と定め、10月12日の豆乳の日を中心とする啓発活動を積極的に展開。生活者に豆乳の特長や有効性を訴求することで豆乳市場の再活性化に成功しました。
その要因のひとつが首都圏のサウナ施設とコラボして昨年より実施している、サウナと豆乳を組み合わせた「豆乳サ飯」の企画です。
サウナといえば、オロナミンCとポカリスエットを合わせた「オロポ」や、レッドブルエナジードリンクとポカリスエットを合わせた「ブルポ」など、サウナ愛好家に親しまれてブームになっているドリンクがありますが、「豆乳サ飯」は、後ほどご紹介する「リセッ豆乳プロジェクト」の一環として行われている取り組みです。
サウナと水風呂、外気浴を繰り返すことで得られる“ととのう”体験に加えて、植物性たんぱく質が豊富に含まれている「豆乳」を摂取することで、より深いリラックス効果が期待できるというもの。
ちなみに“リセッ豆乳”という言葉は、10月12日の「豆乳の日」などと同じく、豆乳にちなんだ、健康を意識するのに役立つキーワードです。「豆乳の日」は日本豆乳協会発が制定した日ですが、“リセッ豆乳”は「日本テトラパック株式会社 リセッ豆乳プロジェクト」によって展開されています。
日本テトラパックは牛乳や豆乳など、食品加工処理と紙容器の充填包装システムの会社で、この日本テトラパックが推進するのが「リセッ豆乳プロジェクト」です。