「リセッ豆乳プロジェクト」では、現代人のタンパク質摂取量が不足していること、その中でも特に「植物性タンパク質」の摂取量が昔と比べて低下していることから、“心身ともにととのえる”というコンセプトのもと、植物性タンパク質で消化吸収がゆるやかな豆乳の摂取を推奨しています。

 ただ、「動物性タンパク質だけ」を食べる、また「植物性たんぱく質だけ」を食べるというのではなく、「動物性と植物性の両方からバランスよくたんぱく質を摂取しましょう」という点から、「心身ともにととのった状態にリセットする」という意味が「リセッ豆乳」というワードに込められています。

 今回「リセッ豆乳プロジェクト」は、3月7日の「サウナの日」に合わせ、慶應義塾大学医学部特任助教で、日本サウナ学会代表理事の加藤容崇氏が発案した“追いととのう”メソッドに基づき、豆乳と刺激系サ飯を組み合わせた“食べる交互浴”を提案しました。

 サウナの基本は「サウナと水風呂、外気浴を順番に行うこと」です。サウナと水風呂(交感神経の活性化)から外気浴(副交感神経の活性化)を行うことで、自律神経を急激にスイッチングさせます。2~3回繰り返すことで、リラックス状態に興奮状態が内在する状態が生まれ、それが“ととのう”と呼ばれる効果です。

幸福ホルモン「セロトニン」が
サウナと豆乳を結ぶ共通ワード

 また、サウナに入ることで幸福ホルモンの一つである「セロトニン」を活性化させると言われています。豆乳の植物性たんぱく質も同様に、セロトニンを作り出すトリプトファンが含まれており、サウナでととのった後に豆乳を摂り入れることで、より深いリラックス効果が期待できるといえます。豆乳と一緒にビタミンB6を含む食品(赤身の魚や肉、にんにくなど)と一緒に摂取すると、さらに効果的です。

 こうしたサウナと豆乳の組み合わせのメリットから、神奈川・横浜市のスパ「スカイスパYOKOHAMA」では、豆乳を使ったサウナ飯「豆乳サンラータン麺」「豆乳甘酒ラッシー」、東京・西麻布のサウナの老舗「サウナ・アダムアンドイブ」では「豆乳辛ラーメン」「豆乳スンドゥブチゲ定食」が提供されています。

 サウナでととのったあとに、”豆乳+辛みや酸味のある刺激系のメニュー”を食べることで、豆乳のリラックス効果(副交感神経の活性化)、刺激系メニュー(交感神経の活性化)が交互に繰り返され、追いととのう体験が楽しめます。