寝る直前の歯みがきは避けて!
理想は就寝の1時間前
寝る準備を整え、最後に歯みがきをしてから布団に入るという人は多いのではないでしょうか。
しかし、できればその習慣はすぐに見直してください。なぜなら、就寝直前の歯みがきは、ぐっすり眠るのを妨げる危険性があるからです。
眠りやすくなるためには、メラトニンの働きが欠かせませんが、歯ぐきが刺激されると、メラトニンの分泌量は減るといわれています。
とはいえ、寝る前には歯をしっかりみがきたいし、口の中をリフレッシュさせたいという方も多いはずです。
それでは、夜の歯みがきはいつしたらいいのでしょう?
理想は就寝の1時間前です。衛生面の問題はクリアできますし、不快感を抑えることもできます。それでも口の中を寝る前にさっぱりさせたいという方は、水でうがいをしましょう。

白濱龍太郎 著
これを逆手にとって、日中の眠気対策にする方法もあります。ランチのあとに歯みがきをすれば、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が抑えられ、午後もシャキッと過ごせます。
昼過ぎにやってくる睡魔を少しでも抑えたいなら、ランチ後に歯みがきをする習慣をつけるのもいいでしょう。
また、ぐっすり眠るためにも、布団に入る前にはしっかりリラックスして、副交感神経を優位にしておきたいところです。
その方法としておすすめしたいのが、寝る前に20分ほど音楽を聴くこと。落ち着いた自律神経を整えるような音楽を聴きましょう。今は動画配信サイトでも睡眠によい音楽が配信されています。