小さい「っ」を含む言葉の代表的なものを、次に紹介します。右の言葉に置き換えて使えるようになるとスマートです。
・ちょっと→少し、少々
・さっき→先ほど
・やっぱり→やはり
・きっと→おそらく
・やっと→ようやく
・もっと→さらに
言葉遣いは
「信頼」に直結する
(3)語尾は伸ばしたり上げたりしない
「おはようございま~す」「ありがとうございました~」「それで~」など、普段の会話の中で語尾を伸ばしながら話す人が周りにいませんか。「~ですぅ」と語尾を上げる人もいるかもしれません。
本人は無意識で使っているため、気づいていないでしょうし、癖なのかもしれません。しかし、聞いている側からすると、意外と気になるものです。小さな「っ」と同じように、幼い印象も与えてしまいます。
語尾はすっきりと切り、上げないようにしましょう。そのほうが知的で爽やかに感じられますし、信頼感も増します。
こうした話し方の癖は、自分では気づくことが難しく、意識しない限り、なかなか改善することができません。入社1~3年目までの経験年数が浅い間は大目に見てもらえますが、4年目、5年目と、キャリアを重ねているのにいつまでも残念な話し方をしていると、どんなに仕事ができても、マイナスの印象を持たれてしまいます。

人間関係においては、一度マイナスのイメージがつくと、挽回するのに時間がかかります。そのため、特にビジネスシーンでは、マイナスの印象を与える要素をいかに減らすかが大切なのです。
言葉遣いは「信頼」に直結します。ほんの少しの心がけで防げることを実践しないのは、とてももったいないことです。先ほどお伝えした3点を意識することで、話し方に変化が出て、自分の印象を改めることができます。ぜひ今日から実践してまいりましょう。