
迫る戦争の影……
居酒屋の店長(陰山泰)も見逃せない
そして、豪(細田佳央太)に赤紙がくる。
ショックを隠せない蘭子(河合優実)だが、「おめでとうございます」と世の中の空気を読むしかなかった。愉快で自由な朝田家でも空気を読むことが当たり前になってきているのだ。
またまた帰省したのぶは、蘭子に豪に気持ちを伝えたほうがいいと助言する。
蘭子の気持ちを知ったら豪はきっと必死に生き抜いてくるに違いないと言うのだ。
これから先、しばらくの間、戦争が軸になって、今日の東京の天気のように薄暗く気圧が下がって圧迫された気持ちになっていきそうで不安。
「ワッサワッサリンノモンチキリンノホイ」「シャツプラポウシャツプラポーワサキュー」「ウツパイパイ」と意味のわからない歌は出てくるけれど、話の内容はものすごくわかりやすい。
戦争で国民が一丸となることが推奨されると共に個人の自由が失われていくことを、まったくぼかさず描いている。終戦80年の年だからか。