「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「韓国ドラマのセリフが少しでも聞き取れるようになりたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』だ。「こんな本がほしかった!」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている。今回は本書の発売を記念して、「韓国語のフレーズは何もわからないけど、ひとことでも韓国語を話したい!」という方のために、すぐに使える身近なフレーズを著者のハングルノート加藤氏に聞いてみた。

食事のシーンで使う、韓国語の定番フレーズを紹介!
韓国旅行中や、韓国の方とご一緒する際に、ひと言だけでも韓国語を使ってみると、店員さんが笑顔になったり、会話がぐっと弾んだりすることがあります。
そこで今回は、食事のシーンで使える韓国語フレーズをご紹介します。
「いただきます」「ごちそうさま」、そして韓国ではご飯のときに必ずと言っていいほど交わされる定番のひと言もご紹介します。ぜひ使ってみてくださいね。
① いただきます:チャル モクケスムニダ(잘 먹겠습니다.)

韓国語で「いただきます」は、チャル モクケスムニダ(잘 먹겠습니다.) と言います。
日本語の「いただきます」は、食材や料理を作ってくれた人への感謝を込めた言葉ですが、韓国語の「チャル モクケスムニダ」にも同じような気持ちが込められています。
「チャル(잘)」は「よく」、「モクケスムニダ(먹겠습니다.)」は「食べます」の丁寧な言い方で、直訳すると「よく食べます」という意味。
料理してくれた人や、食材そのものに対する感謝の表現として使われています。
なお、日本のように手を合わせて言う習慣は韓国にはないので、自然に言葉だけを伝えましょう。
② ごちそうさまでした:チャル モゴッスムニダ(잘 먹었습니다.)

食事のあとに言う「ごちそうさまでした」は、チャル モゴッスムニダ(잘 먹었습니다.)
「チャル(잘)」は「よく」、「モゴッスムニダ(먹었습니다.)」は「食べました」という意味です。
直訳すると「よく食べました」ですが、これも感謝の気持ちを表す表現です。
食後に一緒に食べた相手に言ったり、お店を出るときに店員さんに伝えたりと、使い方は日本語とほぼ同じです。
③ 美味しくお召し上がりください:マシッケ トゥセヨ(맛있게 드세요.)

「美味しくお召し上がりください」は「マシッケ トゥセヨ(맛있게 드세요.)」。
日本ではあまり友だち同士で「美味しくお召し上がりください」と言うことはありませんが、韓国では友だち同士でもよく使う表現です。
お店の人がお客さんに対して言うのはもちろん、これから食事を始める友だちや同僚にも気軽に「マシッケ トゥセヨ!」と声をかける文化です。
もっとカジュアルに言いたいときは、「美味しく食べてね」を意味する「マシッケ モゴ~(맛있게 먹어~)」と言えばOK。親しい相手や年下の人にぴったりです。
いかがでしたか?
韓国語のフレーズをひと言添えるだけで、食事の時間があたたかく、楽しいものになります。
韓国旅行や、韓国の方との食事の機会があるときは、ぜひ使ってみてくださいね!
『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』は、すぐに使える便利な単語、フレーズ満載! 知識ゼロから楽しく韓国語を身につける方法をたくさん紹介しています。