人気の特集『ソーシャルレンディング 闇の紳士録』。クラウドファンディングを利用して企業や不動産への投融資を募り、金利を分配するソーシャルレンディングなどの投資サービスが拡大しています。1万円から始められる手軽さ、サービスの単純さから、サラリーマンを中心とした個人投資家が流入しているとみられています。しかし、その一方で、情報の不透明さ、規制の緩さに乗じて「闇の紳士」が跋扈する実態があります。「資産運用立国」で氾濫する巨額投資マネー。その舞台裏を独自取材により浮き彫りにします。人気特集と連載を振り返る『見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集』では、2本の記事を紹介します。(ダイヤモンド編集部・情報は記事公開時点のもの)
インターネットを通じた投資サービス「ソーシャルレンディング」最大手で累計3000億円を集めたクラウドバンクで、内紛が発生しているもようだ。約10年間、社長を務めた金田創氏が今年1月末に突如解任されたのだ。背景には、金田氏と、クラウドバンク実質株主の対立が浮かび上がる。3000億円のうち、約370億円は現在も運用中とみられ、投資家も無関係ではいられない。緊急特集『ソーシャルレンディング 闇の紳士録』#1で、その真相を明らかにする。 >>記事を読む
ソーシャルレンディング最大手、クラウドバンクの実質オーナーの関係会社が、クラウドバンクの融資先からコンサルタント料などの名目で約5億5000万円を受け取っていたことが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。融資の原資はクラウドファンディングにより集められた資金だ。実質オーナーが利益を得る一方で、融資先企業は昨年に債務不履行に陥り、多数の投資家に損失が出ている。緊急特集『ソーシャルレンディング 闇の紳士録』の#2で、取材で判明した驚愕の事実を明らかにする。 >>記事を読む
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