人事コンフィデンシャルPhoto:Bloomberg/gettyimages

国内コンビニ大手のローソンは、三菱商事出身の竹増貞信氏が社長に就任して11年目を迎えようとしている。ローソンは2024年7月、三菱商事とKDDIの共同経営体制に移行し、ポスト竹増体制の模索が続けられている中で、次期社長の候補者も2人に絞られつつあるようだ。連載『人事コンフィデンシャル』の本稿では、候補の実名と経歴を詳報する。(ダイヤモンド編集部 下本菜実)

竹増社長は在任11年目へ
有力候補の2人の実名とは

 国内コンビニ大手のローソンは6月に、三菱商事出身の竹増貞信氏が社長在任11年目を迎える。

 ローソンの歴代社長を振り返ると、最も長くトップを務めたのは、三菱商事出身の新浪剛史氏だった。2002年から14年の約12年間にわたって代表取締役社長を務め、ナチュラルローソンや生鮮食品を取り扱うローソンストア100などの新しいストアモデルを投入。現在、進められている成長戦略につながる基礎を築いた。

 三菱商事の傘下となって以降、ローソンの新社長は3月末に発表されるのが通例だったが、26年3月末に社長人事は発表されず、ポスト竹増体制の発表はお預けとなった。

 ローソンは24年7月、三菱商事とKDDIの共同経営体制に移行している。そのKDDIと共に目指す新たなローソン像は、小売りの現場にデジタル技術を融合させた「未来のコンビニ」だ。ローソンの取締役会にはKDDI出身者も加わり、要職を担うようになっている。

 ではポスト竹増体制は、これまで通り三菱商事出身者が就くのか。あるいは慣例を破り、KDDI出身者が就くのか。次ページでは次期社長に求められる素養と、選考レースを走る2人の取締役の実名と経歴を公開する。