クローズアップ商社Photo:PIXTA

多様なポートフォリオを構築し、資源価格の高騰や為替の恩恵も追い風に好業績を維持する総合商社。業績や株価に連動する各社の役員報酬もうなぎ上りの状態だ。2025年度の有価証券報告書に記載された年収1億円超の役員は37人で、10億円を突破した“超セレブ役員”も3人いることが判明した。連載『クローズアップ商社』の本稿では、全37人のランキングと実名を公表する。(ダイヤモンド編集部 大川哲拓)

7大商社で報酬1億円超の役員は計37人!
前年度比4割増で「10億円クラブ」入りした社長は誰?

 ここ数年、円安や資源価格の高騰を追い風に、総合商社は大きく業績を伸ばしてきた。好業績に伴い、各社の役員が得る報酬も年々増加している。

 2023年度には、年収10億円を超える役員は伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO(最高経営責任者)だけだった。しかし、24年度には同社の石井敬太社長が10億円を突破。そして、25年度はある商社のトップが前年度から4割も増加させ、「10億円クラブ」入りを果たした。

 ダイヤモンド編集部は、25年度の7大商社(伊藤忠商事・三井物産・三菱商事・住友商事・丸紅・豊田通商・双日)の有価証券報告書に記載のある「1億円以上の報酬」を受け取った役員を集計。次ページで、役員37人の報酬額と実名をランキング形式で明らかにする。ランキングからは各社の報酬格差も浮かび上がった。新たに報酬10億円を突破した社長は誰なのか。