もちろん、コンビニなどでお弁当を買うときに、どっちにしようかな?と悩んだら、塩分量ならぬナトリウム量をチェックして、低い値の方を選ぶというのもいいだろう。ナトリウムの過剰な摂取は、交感神経を刺激して血管を収縮させ、心身を興奮状態にしてしまう。午後、腰をすえて取り組みたい仕事があるときも、ナトリウム量をチェックしてみて損はない。

 また、前述した海藻、野菜、玄米に多く含まれる食物繊維は消化管の働きを高めるので、副交感神経とのバランスをとるのに一役かってくれる。こうして体内がちゃんと活動してくれれば、体温も上昇する。わきの下の体温をはかったときに36度を下回るようであれば、自律神経がアンバランスになっていることが考えられるが、体温が1度あがると免疫力が30%上がる、といわれている。これ以上からだを冷やさないように前回の冷え対策の記事をあわせて読んでもらえるとうれしい。

 食べ過ぎない、飲み過ぎない人の免疫力が高いのは、必要以上に交感神経を高ぶらせないからだし、よく食べる年配の人の免疫力が高いのは、ちゃんと熱量をうんでいるからでもあるだろう。でも、ストレスがかかると暴飲暴食してしまう人は少なくない。だから、日頃絶対口にしているものをより良いものに変えていこう。

「ごま」をあらゆるものにかけるだけ!
忙しい人にも簡単な免疫力アップ習慣

 最近はコンビニでも雑穀ごはんを気軽に選べるようになったので、主食を徹底してかえる、というのも難しいことではなくなった。でも、家で簡単にでもごはんを食べることがあるならば、ごまや海苔をごはんのお供にする、というのがおすすめだ。特に、ごまはなんにでも合わせやすい。成分の約50%が脂質、というだけあって、(といっても、避けたい飽和脂肪酸ではなく、積極的に摂りたい不飽和脂肪酸を多く含み、動脈硬化を予防する)サラダにふるだけでも満足感を増してくれるからダイエットにも良い。

 若返りのビタミンであるビタミンEに富み、鉄分、カルシウム、マグネシウムも豊富だ。また、食物繊維に関していえば、食物繊維の王様、ごぼうにも引けをとらない。