俺には、なんだって売れる、というのは、プロフェッショナルの言葉として、重い響きがあります。
つまり、自社の商品が好きだから売るわけではない。好きでなくても売る。無論、好きであるに越したことはないけれど、そういうことは本質的には関係ない。
それが自分のするべきことだから、それで食っていくのだから、プロとして好きだろうが、好きでなかろうが、こだわりなく売る。
これが、何でも売れる、の真意だと私は感じました。
これは、もしかすると学生の皆さんにはピンと来ないかもしれません。あるいは、反発を感じるかも。
就活に引きつけて言うなら、第一志望だろうがそうでなかろうが、入った以上はプロとして働く。好き嫌いは関係ない。そういうことになるでしょうか。
絞り込みは必要かもしれませんが、絞り込みすぎて「ここじゃなければ入らない」というのは、子どものリクツである。
Sさんの言葉は、そんなことも連想させる、貫通力の強い言葉であると私は感じました。
「俺には、なんだって売れる」
みなさんは、この言葉を、どのようにとらえますか?
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