「降りてきた」最終形
大きな分類は2種類

 最初に、全体をパラ見して、はたして結晶全体にどんな特徴があるのか大づかみします。わかってそうでわかってなかったことは、すべて六角形であるということ。そりゃそうだと言われそうですが(笑)、この本見るまで考えたこともないのですから、こういうあたりも先入観ナシでいきます。そしてこのあたりで、唐突に最終形のアイデアが降りてきました。

「そうだ! 雪の結晶を並べて雪の結晶の形を作ろう!」発想はロジカルに順を追って広がるケースもありますが、この時のように、どこからかワープしてきたかのように、まさに「降りてくる」感覚の時もよくあります。

 直感ですんなりと料理法が決まったここまでが今回の「発想」部分、以下は「定着」というところで【発想フロー図】をご覧ください。

 さあではどう並べるのか、となるわけですが、まずは各々の違いを見ながらどう分類しようか、おおまかに観察します。分類を絵画に例えるならば、デッサン段階。これがなかなか楽しい。

 そうやって見えた、大きな分類ポイントは2つ。1つは、<6本の足が出ているか角になっているか>。おそらく大多数の人の中にある雪の結晶のイメージは、足があるものでしょうが、ごく普通に、キッコーマンのロゴみたいな足のまったくない六角形のものもたくさんあったのです。